前回、
サイディングが主流になった理由は
「性能」ではなく
「供給の仕組み」だと書きました。
では、
長く住む前提で考えたとき
外壁は何を基準に選ぶべきでしょうか。
ここで基準になるのは
耐久年数ではありません。
メンテナンスの考え方です。
外壁は、
壊れるか壊れないかではなく
手を入れ続けるものです。
問題は、
どの周期で
どの規模の手入れが必要かです。
サイディングは(モノにより違いがありますが)
10年前後で塗装やコーキング交換が前提になります。
つまり、
小さな工事を定期的に繰り返す外壁です。
一方で、
塗り壁やタイルは
頻度は少ない代わりに
一度の費用が大きくなります。
こちらは
長い期間をかけて維持する外壁です。
どちらが良いかではなく、
支払い方の違いです。
毎回の負担を小さくするか
回数を減らすか。
外壁選びは
素材の比較ではなく
暮らし方の選択に近いと思います。


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