よくある勘違いがあります。
「タイルはサイディングよりも上だから安心だ」というイメージです。
確かに見た目は似ていることがありますが、
この二つは“役割”がまったく違います。
サイディングは、工場で作られたパネルを貼って仕上げる外壁です。
表面の塗膜が防水の役割を果たし、
劣化したら塗り替えやパネル交換で対応します。
つまり「更新を前提にした外壁」です。
一方、タイルは焼き物そのものが外壁です。
素材自体が耐候性を持っているため、
紫外線や風雨による劣化が少なく、
長期間、素材のまま維持されます。
つまり「維持を前提にした外壁」です。
貼る工法は似ていても、
メンテの考え方が逆になります。
価格差の多くは材料費ではなく、
「将来の手入れ方や考え方」の違いから来ます。
外壁を選ぶときは「高級・安価」だけで判断せず、
将来どのように手を入れていくかを基準に考えてください。


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