塗り壁を選ぶと「割れやすい」「メンテが大変」と言われることがあります。
確かに表面のひび割れや補修は発生しやすい面がありますが、
それだけで「弱い」と決めつけるのはもったいないです。
塗り壁は、完成時の均一さを追求する外壁ではありません。
時間とともに風合いが変わり、
その変化を含めて価値と感じるタイプの外壁です。
言い換えれば「育てる外壁」です。
タイルが“変わらない安心”、
サイディングが“更新で守る安心”なら、
塗り壁は“経年の表情を受け入れる暮らし”を選ぶ人に合います。
住宅は工業製品でありながら、暮らしは人の営みです。
外壁選びは耐久年数やメンテ頻度だけでなく、
その家でどんな時間を過ごしたいか、
どんな風合いを好むかを基準にするのが正解だと私は思います。

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