宅建を持っていても契約書を読めない営業がいる理由

宅建・学び直し

宅建の資格を持っているのに、
契約書の内容を説明できない営業がいる。

不動産業界にいると、
そんな場面に出会うことがあります。

資格を持っているのに、
なぜそんなことが起きるのでしょうか。

理由は意外とシンプルです。

宅建の試験は
「法律を理解する試験」ですが、
実務は
「契約書を扱う仕事」だからです。

似ているようで、
実は少し違います。

試験では、
条文の意味や判例を理解します。

しかし実務では、
実際の契約書を読みながら
条文の意味を現場に当てはめます。

ここに大きな差があります。

例えば契約書には、
民法の条文そのものが
書かれているわけではありません。

契約書用の表現に
書き換えられています。

つまり、
法律を理解しているだけでは
読みこなせないことがあります。

もう一つの理由は、
契約書を扱う経験です。

不動産の契約書は
読むだけでは身につきません。

実際に説明し、
質問を受け、
トラブルを経験する中で
理解が深まります。

30年この仕事をしていて感じるのは、
資格は「入口」だということです。

宅建を取ると、
法律の地図は手に入ります。

ただし、
その地図を使って歩くのは
実務です。

資格と経験が重なって、
初めて契約書が読めるようになる。

そんな仕事だと思っています。

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